■東南アジアの宗教用具
■ヤオ族道教神像-元始天尊
TH1 タイ チェンライ県
1995年採集
当館で収蔵しているヤオ族道教神像画のうちの1枚である。元始天尊は万物の始めである道教神学における最高神。
■ランテン族祭祀用太鼓
LA669 ラオス ルアンナムター県
1995年採集 φ350 W164
宗教儀礼や冠婚葬祭で用いられる太鼓である。くさび締め太鼓で1列から3列のものがあり、村の共有財産である。
■ランテン族 木彫龍像
LA147 ラオス ルアンナムター県
1995年採集
H115 L150 W40
祭祀用具で神棚にまつられている。
■ランテン族 紙製形代
LA1153 ラオス ルアンナムター県
1996年採集
竹紙で作られた人形である。紙製形代は必要に応じて作り祈祷師に願をかけてもらう。
■ランテン族 祖霊面
LA540 ラオス ルアンナムター県
1996年採集 H325
子供の名付け儀礼と病気治癒祈願の際に用いられる木彫面である。面 を付けた司祭は祖霊となり儀式をとり行なう。
■ヤオ族 道教司祭服
TH980 タイ 1997年採集
L1118 W955
道教司祭が宗教儀礼や冠婚葬祭の時に着用する。木綿布に絹糸で前面 には龍、背面には逢来山が刺繍されている。
■銅 鼓
タイ チェンマイ県
1995年採集 H476 φ620
アジアの青銅器文化を代表するもので、上部面には中央に太陽を表わす光芒と農作物をモチーフとしたレリーフ文様がある。
■アカ族 木彫祖霊像
タイ チェンライ県
1996年採集 H1445 H1490
アカ族の村の人口にある門(ロッコン)の両脇に裸体の木彫像が男女一対で向い合わせに置かれる。門や祖霊像に触れる事はタブーである。